ご挨拶

ご挨拶

歯周病の予防のためには、原因であるプラーク(細菌)をゼロに出来れば良いのですが、これは不可能です。そこでプラークの増殖を抑制し、自分の体(歯や歯肉)に悪影響を及ぼさない程度にいつもコントロールしておくことが必要です。これが『プラークコントロール』です。つまり歯ブラシなどの清掃用具により、細菌の量を減らす『プラークコントロール』が最も大切な予防法です。

歯と歯の間に隙間が空いているケース

術前 自然と前歯がゆるんで開いてきました
術後 歯茎の中についてる汚れをしっかり取り除き、しっかりしたプラークコントロールを行う事で自然に歯がくっついてきました

 

歯ぐきが痛い・腫れた・出血がある

術前 歯茎が出血し腫れています
術後 歯石の掃除を行い、確実なブラッシングを行うと、歯茎がひきしまり炎症が治まりました(4ヶ月後)


PMTCとはProfessional Mechanical Tooth Cleaningの略で歯科医師、歯科衛生士などのお口のプロが歯垢(プラーク)や歯石を除去し、バイオフィルムをつきにくくするクリーニングのことをいいます。歯の表面や歯周ポケットについている歯垢(プラーク)の中には、バイオフィルムとよばれる細菌の棲家(すみか)が作られます。このバイオフィルムはヌルヌルとした膜で形成されており、簡単には剥がれません。ですから、ご自宅でのブラッシングだけでは完全に落とすことができません。それを放っておくとむし歯や歯周病の原因になってしまいます。
歯周病の初期治療で行われるもので、歯肉の上(歯肉縁上歯石)や歯周ポケット内にもぐりこんで付着している歯石(歯肉縁下歯石)を専用の器具(スケーラー)を使って、歯科医や歯科衛生士が取り除きます。歯周ポケットが深い場合には、麻酔をすることもあります。ある程度の歯周病はこの処置で治ります。アメリカ歯周病学会のコンセンサスレポート(統一見解)では、スケーリング・ルートプレーニングは、通常ほとんどの歯周病に対して推奨される第一選択の治療法であるとしています。
重度に進行した歯周炎において、歯槽骨の破壊が大きく、また歯周ポケットが深い場合にはスケーリング、ルートプレーニングだけでは歯石を取り除くことが不可能になってきます。このような場合には、歯肉を外側に開いて歯根を露出させ、細かい部分まで歯石を取り除くことが必要になります。 そのとき行うのが歯周外科です。


歯周外科治療は細かく分類するといろいろありますが、特に代表的なものがフラップ手術です。

また、破壊された歯槽骨や歯周組織を再生する方法として歯周組織再生療法があります。代表的なものがエムドゲイン療法、GBR法などがあります。フラップ手術のときに歯周組織を再生させたい時は自家骨、人工骨の填入やエムドゲインの注入、骨の回復をより進展させるためにメンブレンという膜を使用したり現在、いろいろな方法が確立されています。また、歯周組織再生療法はインプラントを植立したいとき、骨の厚みが少ない場合に骨量を増やす時、応用されて選択されることもあります。

歯ぐきから膿が出る

術前 歯周病が進行して歯茎から膿が出、歯も動いてきました
術後 歯周病の手術を行い、歯茎の炎症が治まり、歯を固定しました

 

歯がグラつく

術前 歯周病でぐらぐらになり歯茎も落ちてきて見栄えも悪い
術後 歯周病治療を徹底し、揺れのひどい重症の歯を抜き上下ともPFMブリッジで修復しました